猫の釘に舌を打て
いま欲しい洋服は、ジャケットとスラックスとレザースニーカなのですが、ジャケットのことを考えるたびに、「ジャケット背広スーツ」が思い浮かんでしまって、ちょっとおかしな気持ち。
もちろん、『ジャケット背広スーツ』(『退職刑事 (1) (創元推理文庫)』所収)も『猫の舌に釘をうて (光文社文庫)』も、都筑道夫の名作ミステリです。
今日もかなり順調に推移した1日だった。もちろん、まだやり残しはたくさんあります。
先日、日記で高橋文樹や「破滅派」について言及したところ、「破滅派」のメンバのかたのブログ「大江健三郎、あるいは私小説の彼岸」からトラックバックをいただきました。「高橋氏の『アウレリャーノがやってくる』をwebという側面から語ってくれたブログの記事」の1つとして紹介されているのですが、私の発言は要するに「もっとやれい」ということだけなので、何か批評的なことを期待してここを見てくださったかたには申しわけないです。11月までお待ちください。
「破滅派」のサイトを精読したうえで、『アウレリャーノがやってくる』、批評してみたいと思います。
なお、私の公開アンテナpubkugyoには、いくつか日本の文芸誌を批評しているサイトが入っています。
ところで、私の日記に"破滅派"のみならず"hametuha"で検索してたどりついたかたがいるようで、ほほう、こやつめ、かしこいな。
検索のテクニックって、いちおうそういうのをまとめている書籍はあるけれども、そうやって覚えるもんじゃないよな、と思うし、だれかのテクニックを盗む、というのも、隣でだれかが検索しているさまを見るなんて機会は少ないだろうから難しいし、どうしたもんかな、と考えあぐねていましたが、そうか、自分がなにか検索するたびに、どうやって検索したのか、ブログに書いたらいいのか。
人間関係が広がってくると、質問を受ける機会も増えてきて、それ自体は頼られているわけだから悪い気持ちはしないけれども、他人なんかにはできるだけ依存しないロバストなシステムにしたほうがいいんじゃねえの、と思うこともよくあります。そういえばこないだ大学の演習で「ググれ」と返事してしまって、みんなとにやにやしました。
にやにや。
次からは「Yahoo!でググれ」か「グーグらんかー!」ですか? ああ、はいはい。
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