きょキャ2と3とのまとめ
ブログ上ではめんどくさいので省略するが、じっさいのレジュメでは、第
2節と第3節とで以下のような議論が展開された。
- ボストロム「“文明滅亡”と“知的好奇心”を生け贄に……儀式魔法“シミュレーション・アーギュメント”ッ!! “汎虚構主義”を儀式召・喚ッ!」
- おれ「“汎虚構主義”だと! だが、ボストロムの見解では、“汎虚構主義”が現実の道徳に及ぼす影響はほとんどないはず……」
- ボストロム「ざんねんだったな! キサマの“虚構キャラクタへの罪”は、その成り立ちからして、現実と虚構とを区別できることに深く結びついている! ゆけ“汎虚構主義”! 現実を虚構色に染め上げろ!」
- おれ「なんてことだ……おれたちの戦いは無意味だったのか? いや、そんなことはないはずだ! おれはこのドローにすべてを賭けるぜ!」
- シュッ。
- おれ「これは……! どうやらオマエ、自分で墓穴を掘ったな! オマエの“ゼロからの論証”を、オレも使わせてもらうぜ!」
- ボストロム「なに!?」
- おれ「まずいちまいめ! 魔法カード“対角線論法”! このカードの効果で、nからn^2への全単射を作り出す!」
- ボストロム「ベキ集合より小さい集合を与えるために“対角線論法”を利用したというのか……!」
- おれ「つづいてにまいめ! “無限の多宇宙”! このカードはnを無限大にとばす効果を持つ!」
- ボストロム「くっ、だが、われわれには宇宙の個数を無限大だと信ずるべき理由はないはずだ!」
- おれ「そいつはどうかな。このカードがおれの切り札だ! 召喚! “モーダル・リアリズム”!!」
- ドン☆
- ボストロム「ばかな……オレのコンボは完璧だったはず……」
- おれ「これが現代思想と分析哲学との結束の力だ! くらえ、ポッシブルッ・ワーールドッッ!!」