今週で文学フリマ24を完遂させるぜ
最近買った本のリスト。
- 出版社/メーカー: 講談社
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- 出版社/メーカー: 文藝春秋
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- 作者: 川村二郎,原卓也,篠田一士,菅野昭正
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1990/01/19
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- 作者: 三津田信三,村田修
- 出版社/メーカー: 原書房
- 発売日: 2008/04/21
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- 作者: 水野和久
- 出版社/メーカー: 勁草書房
- 発売日: 2003/10/01
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- 作者: 柄谷行人
- 出版社/メーカー: 福武書店
- 発売日: 1989/01
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- 作者: 蓮實重彦
- 出版社/メーカー: 青土社
- 発売日: 2006/11
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- 作者: 東浩紀
- 出版社/メーカー: 朝日新聞社
- 発売日: 1999/07
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- 作者: 岡真理
- 出版社/メーカー: 青土社
- 発売日: 2000/09
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- 作者: アーヴィングゴッフマン,Erving Goffman,石黒毅
- 出版社/メーカー: せりか書房
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- 作者: ハワード・S.ベッカー,村上直之
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- 作者: 入不二基義
- 出版社/メーカー: 春秋社
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なぜ私たちは過去へ行けないのか―ほんとうの哲学入門 (魂の本性)
- 作者: 加地大介
- 出版社/メーカー: 哲学書房
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- 作者: ジョルジョ・アガンベン,上村忠男,広石正和
- 出版社/メーカー: 月曜社
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- 作者: 檜垣立哉
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『ドーキー古文書The Dalkey Archive』のような文学ばかり読んで生きていきたいね。こちら(フラン・オブライエン「ドーキー古文書」(1964) - キッチンに入るな)のご紹介で知りました。そうか、オブライエンって、『スイム・トゥー・バーズにてAt Swim-Two-Birds』の著者か。それほど無名ってわけでもないんだなあ。
小説を最近また書いていて、やはりどうもせりふにかかずらってしまうことが多いんで困っている。実生活においても、話し言葉の世界で島田紳助みたいな動員力を磨くよりは、書き言葉の世界で説得力を磨くほうが好きなんだけど、小説の登場人物はみな書き言葉しか使えない*1。そこに小説の息苦しさを感じるし、いっぽうで、この種の息苦しさがないような芸術には、あまり関心をひかれない。
そして、そうした観点で読むと、『山魔の如き嗤うもの (ミステリー・リーグ)』はどうにも厳しい。どんな小説を書くにせよ、ダーシと3点リーダと伸ばし棒との使い分け(使わないことも含めて)は現代の日本において必須だと思うんだけど、この作品ではそれらの使い方がよくない。いや、たぶん使い分けられてはいるのだろう、なんらかの基準で。
『作者不詳―ミステリ作家の読む本 (講談社ノベルス)』は非常によかったんだけど、あれを読んだ当時のおれのことなどまったく信用できないからなあ(人格の同一性のあいまいさによる)。読み返してみたくて家を探し回ったけれど見つからない。あの本は手放したのだったか。