名作に「単に」をつけるスレ

　どうしたらおもしろくなるだろうか。
・単に長靴をはいた猫
・単なる決壊
・単に向日葵の咲かない夏
・単なるアサッテの人
・単なる線が顔になるとき
・単なる文学とは何か
・単に言葉にのって
あまりセンスがないね。センスって、記憶力によって決定されているものだと思うんだけどね。

　最近借りた本。

読ませる機械=推理小説 (1981年) (Key library)

　これは「『シャドウ』（道尾秀介／創元推理文庫） - 三軒茶屋 別館」で紹介されていたので読んだ本。ところで、私はテクスト論者に言いたいのだが、あなたがたは、作品という単位を踏み越えてより自由に扱うテクストを決めることができるのだから、作品という単位に基づいた読みよりずっとおもしろいものを呈示しなくてはならないはずでしょう。