死ね死ね社会 人間社会 みんなの考えが甘い社会
哲学書だの技術書だの読んでると多くの書物のヌケサク感に涙が出てくるけど,無内容なことを文体だけで読ますってところにファームのような意義があるのかもね.
最近買った本のリスト.
- 作者: 福永信
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2010/06/01
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- 作者: 大森荘蔵,中村雄二郎,滝浦静雄,藤沢令夫
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1988/08
- メディア: 単行本
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- 作者: ケイティ・サレン,エリック・ジマーマン,山本貴光
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2011/01/29
- メディア: 単行本
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『星座から見た地球』の装丁が「メルボルン 1」のと似ている.名久井直子ってことか,と思って確認したら装画のところにすさまじい人数が並んでた.星座描いてもらったんだね.
『新・岩波講座 哲学〈10〉行為・他我・自由』の丹治信春, "行為の自由と決定論"(1985)を期待して読んだけど,両立説の批判をやっててよくわからなかった.,"自由と決定論の場合も同様に(...)「物理法則」等々に関する様々の基本的了解をも含んだ「世界像」全体のどこかに、まずいところがある",ってそれ容疑広げすぎ.確かに,何らかの命題どうしが不整合であるなら,その命題の背景命題まで含めて検討されるべきではあるだろうけど,たいていの分析はそこをクリアにしたうえで行うんでね.我々の命題体系が矛盾を含んでいたらどんな矛盾が出てきてもおかしくないけど,そんな重大なことが起こってるならそれを立証する責任は論者の丹治側にあるはず.