2008-02-06 ■ 本日書き出しの前言に ついふらっと・言い出す論 ミクシィに日記を書いたらこの日記にもそのことを記録しておくことにしようか。 東京国立近代美術館でやっている展覧会「わたしいまめまいしたわ 現代美術にみる自己と他者」を見学してきた。副題から想像されるように、顔、まなざし、肉体を扱った作品が多い。 描かれているもののまなざしを感じてしまうこと、つまりこちらが一方的に見ているだけであるはずのものに見返されるように感じてしまうこと、こういう話は『モナリザ』などをはじめよく芸術について言われることだけど、こうした感じは体験したためしがないなあ。 パンフレットに斎藤環が文を寄せていて、「クオリア=私の全肯定」批判をしていた。