あなたのkugyoを埋葬する

主に読書内容の整理のためのブログです。Amazon.co.jpアソシエイト。

2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧

今日は晴れたので運動会だ

The Philosophy of the Visual Arts作者: Philip Alperson出版社/メーカー: Oxford University Press発売日: 1992/04/09メディア: ペーパーバック クリック: 4回この商品を含むブログ (1件) を見る 中身をAmazonで確認ちゅう。某所で、教科書としてシラバス…

伊勢田先生のページがいつのまにか移転完了してた、4月からか?

価値論的思考実験とVirtural Reality 以前、私は虚構キャラクタの権利について考えたが、なるほど、いま哲学ではこういう方面から入って考察がなされているのか。VRの問題は当時あまり触れなかったが、たしかにそっちから入ったほうが筋がよさそうだ。いや、…

透明の付箋紙はやたらと高い

学業に金を投入する気のある人間なので、付箋紙として「MemoGraph」なる商品を買ってみた。これは透明の付箋紙で、鉛筆でも上に書き込める(はじめ油性ペンでないとだめかと危惧していた、それならセロハンテープと変わらない)。しかし、1000円近くするのは…

Literary Valueについて、現時点での考え

Literary Valueをどう訳すか、これはおれがうっかりしていたところで、たぶん「文学の価値」ではなく、「文学的価値」としなくてはならないんだろう。つまり、文学作品には文学的価値とそれ以外の価値(道具的価値とか?)とがあるわけだ。 いや、でも、道具…

西村の議論について考えていたら3カテゴリにまたがってしまった

こんどから入手した論文の入手先を記録しておくことにしよう。どこのデータベースを調べて入手したのか分かると便利だろうから。 データベースhttp://www.informaworld.com/smpp/home~db=allから、以下の論文を入手。 [Lewis, D. and Lewis, S. 1970] Holes,…

虚構と現実とは区別するだろ、存在論的に考えて…

虚構的指示対象がなんらかの意味で実在することを認めないでもやっていけると……うふー……それって、穴の実在を認めないでやっていけるとする立場同様の批判を、与えられうるのではないかな。 つまり、ドラゴンの実在を認めない立場から、 ドラゴンが眠ってい…

哀悼平和

悲しみで花が咲くものか、と言うが、言わないか、「悲」の字は「韮」に似ていなくもない。そして韮はユリ科である。 今年だけは911に若干の思い入れがあり、おそらく、来年もそうなるだろう。それを祈ることがほかのことを祈らないことを意味するとしても、…

穴と境界とスイミーと

2ちゃんねるでもオススメの『穴と境界―存在論的探究 (現代哲学への招待)』読了。各章とも、議論が煮詰まってくる*1手前ぐらいまでは非常に読みやすい。著者の自説の検討に入ると少し読ませる速度が落ちるけど、予備知識が必要で投げ出さざるをえないタイプ…

悪臭みたいな公害こそ環境管理でサクッと解決

今日もこのカテゴリだからね、甘いこと言うわよ。 とりあえずいまは形而上学よりは芸術の哲学の諸問題をかきこみたい*1と思ってるんだけど、そのうちには可能世界に関するいくつかの立場をちゃんと確認しないといかんですね。たとえば「魂的因果関係の不在は…

高階のふりをする

『現代アートの哲学 (哲学教科書シリーズ)』を使って芸術の哲学を概観する勉強会をやってきた。「スポーツと芸術との違いについて勉強会をやりたい」ということを言っていた友人がいたので*1、少しは参考になったといえよう。参考図書もすぐに推薦してあげれ…