あなたのkugyoを埋葬する

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2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

はじめての学会

というわけで、学会のようなものにはほとんどはじめて出たけど、よい初体験となったと思う。紳士的な(討論向きの)方々ばかりで、私のほうではいろいろ粗相もしたかと思うが、見逃していただいた。出席者の皆さんには感謝する次第であります。

心の科学基礎論研究会に行ってきた

それでは! デュエム開始! くわーっ http://green.ap.teacup.com/miurat/1484.html 29日に明治大学で開かれていた、人文死生学研究会・心の科学基礎論研究会 合同研究会に出席してきた。出席者は20名ほど。研究者ばかりかと思っていたけど、在野の方々もた…

様相実在論者・俺、参上!

ふうふう、『多宇宙と輪廻転生―人間原理のパラドクス』、読んだ読んだ。終末論法や眠り姫問題のところは詳しく筋をチェックしてないので、今後ノートをとりながらちまちまやるんだが、そこ以外では、とりたてて形式論理に頼ってる印象はないなー。著者は(よ…

「オフェーリアの裏庭」批評 〜あらゆる場所に偶然が……

2ちゃんねるの文学板で、「群像 2008年 04月号 [雑誌]」に載っていた、海猫沢めろん「オフェーリアの裏庭」を読もうという動きがあったので、便乗して私も書き込んだのだけど、その後またそのスレッドは過疎状態になってしまった。文学板自体が過疎板だから…

TRPGをやってきた

ミクシィを更新した。そこにも書いたけど、友人と熱海へ行ってきた。私を含めて8人。おおぜいである。 いちおう、このメンバが集まるとTRPGをやることになっていたので、半年ぐらいかけて準備をしておいた。われわれはあまりストイックなTRPGerではないので…

Catch the wave

『哲学の歴史〈第1巻〉哲学誕生―古代1』の帯が、他の巻は"百家繚乱"とかなのに(これもヘンか)、"最初からクライマックス!"ってなってたので、友人と茶化して遊んできました。 中央公論新社 最近借りた本のリスト。双生児 (プラチナ・ファンタジイ)作者: ク…

驚愕の高校生?

このひとはいったい何者なんだ。複数のレビュアの共同作業なのだろうか。親子とか……。 http://www.amazon.co.jp/gp/pdp/profile/A3TJUF5X2PAXWV/ref=cm_aya_pdp_profile

勘定はおいくらになる

最近買った本のリスト。感情とクオリアの謎作者: 柴田正良,美濃正,服部裕幸,月本洋,伊藤春樹,前野隆司,三浦俊彦,柏端達也,篠原成彦,長滝祥司出版社/メーカー: 昭和堂発売日: 2008/03/01メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 62回この商品を含むブログ (12件)…

pubkugyo第2の使命

はてブをもっと実用的に使うために、外出先からチェックできなくてよいブックマークにはpubkugyoのアカウントを使うことにした。これによりpubkugyoのpub性がますます増すことになります。 あ、ミクシィを更新したよ……。 http://www.i-house.or.jp/jp/Progra…

虚構キャラクタの人権

虚構キャラクタにも人権を認めると、みたいな話はよくある。少なくない虚構作品がそういう話を出してきた。新しいところだと、諏訪哲史「りすん」なども、そういう読みかたの容易な小説だ。 これに対して、当然、「虚構キャラクタの人権を私たちが認めてあげ…

「小説トリッパー」2008年春号について

「小説 TRIPPER (トリッパー) 2008年 3/25号 [雑誌]」について。 公式サイトを見ると、 朝日新聞出版 最新刊行物:雑誌:小説トリッパー:小説トリッパー 2008年春季号 見ましたか、 〈インタビュー〉 川上未映子 あるかどうかわからない、本当のこと インタ…

『1000の小説とバックベアード』批評2 〜ワナビww才能がなくて残念ねwwwww

『1000の小説とバックベアード』批評 〜読んでるおまえは「僕」じゃねえ! - kugyoを埋葬する 上の、佐藤友哉『1000の小説とバックベアード』を批評した記事で、 『1000の小説とバックベアード』では、「僕」はなんとしても読み手ではなく書き手の側にい…

「構造」という言葉の代わりに

最近買った本のリスト。群像 2008年 04月号 [雑誌]出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/03/07メディア: 雑誌 クリック: 11回この商品を含むブログ (8件) を見るゲーム的リアリズムの誕生~動物化するポストモダン2 (講談社現代新書)作者: 東浩紀出版社/メー…

『小説の設計図』はトンデモ本じゃないから注意!

文学は飢えてる子を救うよ。 最近、文学の存在意義について話す機会があって、そこではまず、現状で大学の学としてとりあえず成り立ってしまっている文学と、それとはとりあえず無関係に成り立つ文学の研究と、そして文学の研究対象となっている文学作品とを…

いますぐ『文学界』4月号を買いに走れ!

ふらりと立ち寄った本屋で『群像』『すばる』『新潮』『文学界』(と、『ダヴィンチ』)を立ち読み。 『すばる』は茂木健一郎先生登場。とりあえず表紙だけ。『ダヴィンチ』はライトノベルは終わったのか特集。ライトノベル誌をはやく作れ、と思う(あるけど)。…

『講座美学3 美学の方法』を読み終わった

最近借りた本のリスト。1000の小説とバックベアード作者: 佐藤友哉出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2007/03メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 24回この商品を含むブログ (165件) を見る日本文学盛衰史作者: 高橋源一郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 200…

心はあせるわ

あががっが……3月になりましたね。 ゼロアカ道場はにぎやかにとり行われたようです。向かった知人はどうなったんだろう。会場に知り合いがいるなんてことはなかったんだろうか? 誕生日が同じやつはいたに違いない、と思うが、巧妙にずらした可能性もないでは…