パーフィットのご尊顔

　最近腹の調子が悪いのを感じます。腕時計についてはオーバーホールってサービスがあるけど、あれと同様に私の肉体も分解して洗浄してもらえないだろうか。人間ドックってそういうところじゃないの？　ただし、私にとって有益な細菌を残さなくてはならないが。
　マッサージはそういう分解洗浄に近いかもしれない。よいポストモダニストの文章を読むと、抽象思考がマッサージされるぜ、と、これは、高田明典の受け売り。

　最近買った本のリスト。

アサッテの人

文学をいかに語るか―方法論とトポス

　『理由と人格―非人格性の倫理へ』もいっしょに買おうかと思ったが、資金であるところの図書カードはおれの金であっておれの金でないので、見送った。もっと最近のパーフィットの論文の現物にあたればよいのではないだろうか。
http://users.ox.ac.uk/~ball2568/parfit/bibliography.htm
このへんからいくつかあさって……*1。しかし、
http://www.wakate-forum.org/data/2007/kresume06.php
ここに見られるように、1984年の著作とはいえ、現在でもサーベイする価値があると見られているのか（『理由と人格』はかなり大部の図書だしね）。やはり初心者は日本語を見たほうがいいだろうな。それと、そもそもやはり、あれは二十世紀の哲学においてもっとも重要とまで称される文献らしいし。

　《巨大化(IA)》のフランス語版《Croissance gigantesque(IA)》をただのような値段で入手した。ヒョヒョヒョ。

*1:これが今日のジョークです。