まさか作品が行為だったとはね
いやー、さすがCurrie先生、文学の哲学界の密室卿ですね。作品とはテクストでもなんでもなくてじつは行為だったんですね。どうりでページをめくっても作品なんてはさまってないわけだ、いままでカテゴリーを錯誤してたよ。textualismがElgin and Goodmanとともに監禁殺人されて、テクスト論者はなんて言うか知らないけど、おれは汎テクスト論者なのでこういう結論はむしろ助けになりますね。
これから芸術作品についてなにごとか述べるかたはすべからく"Work and Text"(Currie, 1991)を読むべし、ですね。
有資格者はJSTORから全文が閲覧できるようです。
http://www.jstor.org/pss/2254929
無資格者は、買うか、よくぐぐるかしてください。まあ論文ですからね。
私訳はそのうち、Urmsonのあとに。