10時間連続シンポは4ポッド構成なのね
みなさん入稿を終えはじめたようでなによりです。当日はたぶん7冊ぐらいは買い、また、それらを含め、1万5千円ていどは買うでしょう……。
『24』シーズン6が地上波放映しているのでね。
最近借りた本のリスト。
Metaphysics: A Contemporary Introduction (Routledge Contemporary Introductions to Philosophy)
- 作者: Michael Loux
- 出版社/メーカー: Routledge
- 発売日: 2006/05/10
- メディア: ハードカバー
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Contemporary Debates in Metaphysics (Contemporary Debates in Philosophy)
- 作者: Theodore Sider,John Hawthorne,Dean W. Zimmerman
- 出版社/メーカー: Wiley-Blackwell
- 発売日: 2007/11/20
- メディア: ハードカバー
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「WB」(早稲田文学編集室 - WB/早稲田文学)のvol.14も入手した、あれ? まだ14なんだ。東浩紀の大きな顔写真はインパクトがあるけど、インタビュー記事はフォントもでかいし、それほど分量があるわけではない。創作の風景が文芸誌で代わるねえ、前田塁は、旧来からの活字媒体であるからこそ、書き散らしにはできない責任担保ができると考えているようだけど、私はもはやそう発言するのはナイーブだと考える。いや、東に言わせれば、それでもそう言え、ということになるのだろうけど、それにしては、前田塁も太田克史も、文脈を捏造することを怠っているよ。それなりに成り立って見えるロジックさえ提示せずに、「俺の責任だ」と宣言すればそれでよい、という方法では、その宣言の威力を―もう今後強められることはないだろうその威力を―さらに弱めてしまうぜ。
10月19日10時からの十時間連続公開シンポジウム「文芸批評と小説あるいはメディアの現在から未来をめぐって」、出演は確定しているだけで以下の8名。
ほか現在交渉中、となっているけれど、こういう酔狂な企画に集まるのはこうした内輪の、呼びやすいひとたちばかりだろう。それでも、なにかしらとんでもない人間を召喚してほしいものだ。無料&申し込み不要にしなくたって、入場料は4000円ぐらいちゃんと出すよ、いや、そのぐらいは取るのかな。
プログラムは
- ポッド1「文学メディアの現在」(メディアと小説、文芸批評)
- ポッド2「日本現代小説の現在」(主として現代作品論および状況論)
- ポッド3「文芸(批評)と社会」(小説、あるいは批評と今日の社会)
- ポッド4「文芸批評、書評と読者」(批評と書評およびその読者の相関)
だそうです。よしよし。当日までになにか日本現代小説を読んでいったほうがいいだろうな、『聖家族』かな? あるいは円城塔?
(2008年10月7日追記)
公式に記事が出ました。早稲田文学編集室 - WB/早稲田文学
シンポの内容はのちにまとめられるんですね。
(追記ここまで)