あなたのkugyoを埋葬する

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日本語に淘汰圧

 おもしろいサービス。
http://kotoba.nuee.nagoya-u.ac.jp/sc/readability/
「下記のボックスに入力された日本語テキストの難易度を推定します」とある。たぶんまだまだ細かい改訂が必要だろうが、学習指導要領を見て漢字の難易度をチェック、というレベルではとりあえずない(ところで、それって学習指導要領に載ってるんだっけ?)。
 おもしろいのは、ひらがなの出現頻度のチェックをしてくれるところ。「ぬ」「ね」「ほ」「み」「め」「ゆ」などわずかなひらがな以外なら、たいていの長文ですべて1度は使っており、日本語も必要最小限な形にシェイプされておるなあ、と感じることができる。


 最近借りた本。

ウィトゲンシュタイン―言語の限界 (現代思想の冒険者たち)

ウィトゲンシュタイン―言語の限界 (現代思想の冒険者たち)

 ちなみに、ウィトゲンシュタイン本人の著作については、上記を参照しながら図書館でチェックした。ま、「言語ゲーム」ってひとこと言うためには、特に哲学的省察は必要ないだろう。なぜならそれはただの比喩だからだ。