片手でザクっと!
「GQ JAPAN 2008年 12月号 [雑誌] [雑誌]」を立ち読み、車内広告を見たせい。ふふっ、私もだいぶ毒されているなあ。で、いまasinコードを入れるためにAmazonで確認したら……えっ? ウンベルト・エーコの文が載ってる? すごい。もう一度見てこよう、というか、もう買いに行こう。
『Arguing About Art (Arguing About Philosophy)』の乱暴な輪読会を提案したら、思いのほかひとが集まったので、自分は自分の勉強が進められそう。
最近、次に出せるだろう自分の勉強の成果についてみちみち考えているんだけど(歩きながらもの考えてないと鼻歌とかうたっちゃうからさ)、今回も春の虚構キャラクタへの罪を考えたときみたいに、学生になってからいままでに研究したことがみなつながってくる感じがある。それは例えば、id:optical_frogさんにお付き合いいただいた一連のエントリとか、清塚邦彦のいまに到るまでの論文とか、「ふりをする」ことに関する議論とか、グッドマンのLanguage of Artとか、そういうものね。
事物が、表現するとか、表示するとか、例示するとか、描写するとか、見本となるとか、これらって事物と他の事物との関係なわけだけど、この働きってどうなってんの、ということを考えたいし、考えられそうな気がしている。
んー、またも最大関心事の「価値論まで掘った場所からの芸術の哲学」からは遠ざかってしまうけど、価値論はそうやすやすと理解できるもんでもないので、こちらは、まあ、ゆっくりと。