そのユメかなえてやるよ!
これって、「現実の人間との結婚」という2次創作をしようとしていることに他ならないと思うのだけど、そうだとすれば、以前論じたとおり、愛が足りないよね。
きょキャ1-6 われわれはどうすればいいのか - kugyoを埋葬する
と、以前は考えていたのだけど、これは誤りだろう。だって、たとえば「朝比奈みくる」なる固定指示子で指示できる対象は多くの可能世界にいる(無限個いる)んで、そのなかにはどのような2次創作的*1過程を辿ったものだって必ずいるからだ。というわけで、虚構キャラクタとの結婚について、重婚がどうしたこうしたというのは何の障害にもならない。それぞれが、“自らと結婚した「朝比奈みくる」”と結婚していてよい。
さらに、「朝比奈みくる」の同意をとりつけることも問題にはならないだろう、だって結婚に同意したようなそんな「朝比奈みくる」を選び出せばよいからだ。
日本国憲法には、「同等の権利」を有することが結婚の条件にあげられているけれども、これは「現実世界における同等の権利」ではなく「諸可能世界の最大集合における同等の権利」と読めばいいだろう。他の可能世界にいる「朝比奈みくる」も、我々に対し同等のことを行う能力を有するからだ。