あなたのkugyoを埋葬する

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太ももだけがどんどん太くなってくる。どういうことなの……。

 今日はフレグランスキャンドルを買った。火をつけるとなんとなく香りが立ち込めることになっている。
 さくら、桃、柚子とあるうちの1種類を買った。どういう香りにどういう効能があるかわからないが、私は心に関する物理主義者なので、心的状態を変える手立てとして、食事とか鉄分とかが大きな効力を持っていると考えているから、香りのこともとにかく信じてみよう。


 最近、むかし買った『10.1/2章で書かれた世界の歴史』を読み終わった。そんなに「知的な小説」という感じはしないな。期待しすぎたか。うーん。
 つまり、テクスト論者にとっては、いくつもの種類のテクスト群が1つの本に収まっているという状況は、あまり特別なものとは思えないんだな。批評だの歴史書だのをまとめて「1つのテクスト」として自分で引用の織物を作ってしまえばいいのだから。そして、とすれば、問題の小説にはその織物の巧さをこそ求めるのがよいと思うのだけど、それにはこの小説は成功してないと思う。単に同じような言葉(キクイムシとか)がどの章にも出てくる、というだけでは……。
 もっと知的に! だから現代の小説のほうが好きなんだよ、私は。